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コンビニ弁当・惣菜の「ミニサイズ化」を歓迎する消費者たち どう活用してる? 8/21(土) 19:00配信 マネーポストWEB コンビニのミニサイズ弁当・惣菜の魅力は? コンビニで販売されている弁当や惣菜の“ミニサイズ化”が進んでいる。弁当だけでなく、カレーライス、冷やし中華、スープ、パスタ、ナン、細巻など、ミニサイズのラインナップも豊富だ。ガッツリ食べたいという人には物足りなさがあるかもしれないが、こうした小容量商品の拡充を歓迎する人も少なくない。消費者たちの生の声から、その魅力を探った。 「ミニサイズの弁当は本当に待っていた商品でした! 小食なのに欲張りな私にとってはぴったりで、重宝しています」 そう語るのはIT企業に勤める20代女性・Aさんだ。出勤時のランチに買うことが多いという。 「ちょっとずつたくさん食べたいので、ミニサイズの弁当なら、もう1品何らかのお惣菜か、スープをプラスできます。組み合わせるのが楽しいし、栄養バランスも取れるので嬉しい」(Aさん) 夜は基本的に自炊することにしているが、「作りたくない日」にはミニサイズの出番だという。 「ミニサイズの弁当をメインにして、冷蔵庫に残っている食材でササっともう1品サイドメニューを作るだけなので楽だし、冷蔵庫が片付いて一石二鳥です。1品作るのも面倒な時は、何らかを、“ちょい足し”。例えば、ミニスープならお肉を少しだけプラスして、レンジでチンして終わりです」(Aさん) ランチでも夕食でもなく、「朝食専用」という人もいる。メーカーで働く30代女性・Bさんだ。基本は在宅勤務だが、月に何日かは出勤日がある。その時にはミニサイズの弁当を朝食にするという。 「出勤する日はちょっと早めに家を出て、コンビニで買ったものをデスクで食べながら作業をします。以前はおにぎり2個が定番でしたが、ミニサイズの弁当が発売されてからは、買うことが多くなりました。おにぎり2個で300円前後なら、同じ価格帯の弁当を買った方が、おかずもあって得した感覚になるので、定番になっています。弁当以外にパスタも良く買います。バリエーションが豊富で飽きません」(Bさん) 無性にカレーが食べたくなった時のプラス1品 女性の場合、少食の人も多いのでミニサイズ弁当だけで満足、というケースもあるだろう。では、男性はどんなシーンで活用しているのだろうか。印刷会社に勤務する30代男性・Cさんは、プラス1品として買うことが多いという。 「さすがにメインでは少ないという印象です。でも、カレーライス好きな僕にとっては、無性に食べたくなった時に、メインにプラスしてミニサイズを購入できるのは何よりの利点です。夜更かしして、お腹が空いてしまった時の夜食にもいい。寝る前なのでそこまで量はいらないけど、満足感が欲しい時に買っちゃいます」(Cさん) お酒好きなCさんは、つまみや飲んだ後の“シメ”でもミニサイズを重宝しているという。 「家飲みで大活躍です。つまみはほぼミニカップのお惣菜。飲み終わったら、冷やし中華やパスタ、カレーライス、細巻をシメにすることが多いです。通常サイズだとつまみには多いけど、ミニサイズならちょうどいい。300円前後という価格帯も、安い居酒屋みたいでお手頃だと思います」(Cさん) コンビニ商品のミニサイズ化は、消費者の潜在的な願望をつかんだ商品ともいえるかもしれない。
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