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幼い頃から、焚き火はいつも私の身近にあった。いまでこそ人から羨ましがられるが、当時の私にとって焚き火はあって当たり前のものだったので、特別に思ったことなんて一度もない。 【画像】知ってる? 薪割りに必要なギア+失敗&ケガをしないコツ
しかし、薪割りは別だ。田舎育ちとはいえ、薪で沸かす風呂や囲炉裏のある家ではなかったので、幼少期に薪割りをした経験はない。焚き火はもはや私の日常の一部だが、斧を使った薪割りには非日常的な楽しみを感じてしまい、最近すっかりハマっている。 なぜ夢中になったのか改めて考えてみると、焚き火が「癒し」を与えてくれるものだとするならば、薪割りは「刺激」を得られるものだからだろう。斧を振り下ろし、大きな薪が上手く割れたときの手応えは言葉にならない刺激と気持ち良さがある。 野球に例えるならば、バットの芯で上手くボールを捉えてホームランを打ったような快感。野球と同様、ちょっとでもスイートスポットを外すと、手が痺れてしまう難しさと隣り合わせ、という部分も似ている。野球、やったことないけど。 また、「薪を割る」という大義名分のもと、「ものを壊す行為」が許されていることも魅力だろう。実際、ワークショップで薪割りを体験してもらうと、誰もが取り憑かれたように斧を振り落とすようになる。お皿を割ったり、ものを壊して破壊衝動を満たすレジャースポットがあるくらいだから、薪を割る行為もストレス発散に効果的なのだろう。 ■全身を使うこと、とくに「ヒザで割る」意識がポイント 焚き火を始める前に太さ別に薪を用意しておくとスムーズ 薪割りには、「危ない」とか「怖い」イメージがつきまとっているようだ。しかし、正しい姿勢と薪の状態をしっかり見極めれば、子どもや女性でも楽しめる。全身を使わないと上手に割れないので、自然と良い全身運動になる。 効果のほどは、映画『ロッキー』や漫画『はじめの一歩』」にアナログなトレーニング方法として取り上げられているほど。いまさらロッキーのような体を手に入れたいとは思わないが、斧を振り上げることで普段使わない広背筋や肩甲骨周りが適度にほぐれ、肩こりを解消してくれるのはありがたい。 かくいう私も、初めのころは腕の力だけで闇雲に割っていたため、すぐに疲れてしまっていた。しかし、割り続けるうちに力が入らなくなることが幸いし、自然と全身を効率的に使えるようになり、膝の使い方がポイントであることがわかった。 バスケットのシュートのフォームに例えてみよう。どんなに腕の力があっても手投げだと飛んでいかないのと同じ。膝を曲げ、手足の関節を伝っていくように力を伝えないと、ボールはリングには届かない。斧も同じで、上手に刃に力を伝えないと薪はビクともしない。こればかりは頭でわかっていても、練習あるのみ。繰り返し、身体で覚えるしかない。 焚き火道具として誰もが斧を持つべきかと問われれば、正直不要な方が大半だろう。しかし、焚き火の原点でもある薪割りを経験することで、木を知り、昔の人の苦労を知ることができるのは間違いない。機会があれば、ぜひ斧を使った薪割りを体験してみていただきたい。 猪野 正哉(いの まさや) 焚き火マイスター イベントや撮影時のみ開放される「たき火ヴィレッジ<いの>」を運営、管理し、日本焚き火協会会長、アウトドアプランナーとしても活動。フジテレビ「石橋、薪を焚べる」の焚き火監修を務めるほか、BS日テレ「極上!三ツ星キャンプ」の一員でもある。著書『焚き火の本』が山と渓谷社より発売中。
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更新:20211229 19:20:21
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