ようこそ! ビジター様(ビジター)   ログイン
友達&メッセージを見る
メッセージ&会員一覧
オーナーの掲示板
近況報告
ホーム
ホーム

談話室

お知らせ

トピックスのスライドショー毎日1枚、その日のトピックス写真を表示します。

トップページへ戻る

(2019年09月20日)前日    (2019年09月21日)    翌日(2019年09月22日)

水量が本来の半分以下となっている銚子大滝

2019年09月21日

紅葉目前なのに… 奥入瀬の名瀑、迫力不足

 平年よりも降水量が少ない影響で、十和田八幡平国立公園の奥入瀬渓流にある銚子大滝が、従来の半分以下の状態となっている。十和田湖の水位が低下し、渓流への放水量が制限されているのが要因。渓流全体の水量が少ないため、他の「流れ」や水の名所でも、本来よりも見応えが物足りないのが現状だ。観光面で懸念する声もあり、本格的な紅葉シーズンを前に水位の回復と名瀑(めいばく)の“復活”が待たれる。
紅葉目前なのに… 奥入瀬の名瀑、迫力不足

流れがつながり、迫力がある調子大滝=2013年8月25日



 銚子大滝は高さ7メートル、幅20メートルの本流唯一の滝。四季それぞれに魅力的で、激しい水の音とともにしぶきを上げる様子が人気を集めている。

 青森県河川砂防課によると、同湖畔休屋の降水量は4月から8月までの5カ月間で505・0ミリ。過去5年間(2014~18年)の同時期の平均862・2ミリと比べ、6割弱にとどまる。

 同湖から流れ出る水量は、水力発電をする東北電力が子ノ口にある制水門で管理している。通常であれば、日中の放流量は毎秒5・2トンだが、同湖の水位が観測地点の子ノ口付近で93・8センチに低下した7月26日から自動的に調整。9月17日現在、放流量は同0・24トン、水位は52・6センチと例年を大きく下回る水準となっている。

 一方、農業用水として使用する期間が終了し、例年だと水位が回復する時期に入る。ただ、同課は「まとまった雨が降らないとすぐには水位は戻らない」と語る。

 渓流内は、日本人の観光客や訪日外国人旅行客(インバウンド)で平日もにぎわいを見せている。今後、本格的な紅葉シーズンに入るとさらなる来訪者の増加が予想される。

 観光面への影響について、市農林商工部の本宿貴一部長は「観光パンフレットに掲載されている写真とずれが生じている。現状のままだと来訪者が少し違うと感じるだろう」と指摘。

 その上で、「来訪者が見てがっかりするのを減らすためにも、渓流の状況をインターネットなどで丁寧に情報発信する方法を考えたい」との意向を示した。




引用元の記事はこちら(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190920-00010002-dtohoku-l02)


トップページへ戻る

All rights reserved to Smatu-net Co., Ltd, powered by Alumnis(Smatu-net) ©2017