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川沿いの法面に繁茂するオオキンケイギク=2020年5月24日

2020年06月03日

”美しき侵略者”が開花 特定外来「オオキンケイギク」

 全国各地で北米原産のキク科の多年草「オオキンケイギク」が開花の時期を迎えている。一見すると黄色いコスモスのように見える美しい花だが、環境省が生態系への影響が大きいとして、2006年に特定外来生物に指定している植物。兵庫県丹波市内でも繁茂しており、市は、「緊縮財政のなかで駆除対策などが行えずにいるが、国の指針通り、きれいな花だからと庭に植えたり、刈り残したりせずに駆除して」と呼びかけている。

 オオキンケイギクは、5―7月にかけて道端や河原などで見られる。花の様子がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることから「大金鶏菊」の名が付いた。




 特徴は、▽花の直径が5―7センチほど。黄橙色で花びらの先端は4、5つに分かれてギザギザしている。八重咲きもある▽草丈は50―70センチくらい▽葉は細長いへら状で、葉幅は広い部分で1センチほど。両面に荒い毛が生えている―。

 繁殖力が非常に強く、日本在来の野草を駆逐してしまうため、外来生物法により、栽培、運搬、保管、販売、野外に放つことなどが禁じられている。

オオキンケイギク

 丹波市内各地でも繁茂しており、川沿いに大規模な群落が確認できたほか、道路際に小規模な群落が見られる。また、田畑の畦や法面では、わざと刈らずに残してあったり、庭先の花壇に植えられるなど観賞用に育てている様子も見受けられる。



 駆除の方法は、種子をつける前に刈り取ることが有効。できる限り、根から引き抜く。ただし、外来生物法により、駆除したキクをそのまま運び出すことが禁止されているので、天日で枯れさせ、種子が拡散しないよう注意しながら燃えるごみとして処分する。

 日本には1880年代に観賞用に導入されたという。丈夫で地面を覆う効果が高いため、道路法面の緑化に利用されたり、苗の販売もされたりしたことから全国的に広がったとされる。

 日本生態学会が定めた、日本の外来種の中でも特に生態系や人間活動への影響が大きい生物のリスト「日本の侵略的外来種ワースト100」にも指定されている。




引用元の記事はこちら(https://news.yahoo.co.jp/articles/72038e2665ce12255859ef9df5ba945b4e6eecbe)


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