|
メッセージ&会員一覧 |
近況報告 |
ホーム |
談話室 |
お知らせ |
コメントの書込み より 2024/04/29/ 04:14:18作成 |
(No. 27)
2017/06/08/ 10:34:15投稿 (コメント投稿通知あり) |
||
デジタルデータの市場(追記6) 00000025 2012年07月13日 編集 削除 DL-Marketと呼ばれるWebサイトがあります(http://www.dlmarket.jp/)。このサイトでは、いろいろなデジタルデータが、販売者によって、アップロードされており、購買者がデータを選択して、ダウンロードできます。実にシンプルな仕組みであり、サイトは、デジタルデータ商品のマーケットとして、仲介機能を果たしています。世の中には、いろいろなマーケット(市場)がありますが(たとえば、魚市場、株式市場、楽天などネット市場)、DL-Marketは、デジタルデータ商品に特化したネット市場です。 ネットでのデジタルデータ商品の登場は、まだ日が浅く、いろいろな展開が期待されますが、DL-Marketを題材に、市場の特質などを考察してみましょう。 続く 平成24年7月 北村 拓郎 デジタルコンテンツという概念 00000025 2012年07月17日 北村拓郎 編集 削除 DLマーケットには、デジタルコンテンツという形で、あらゆる情報が、商品として、掲載されます。形式は、書籍、資料、画像、音楽、音声、テンプレート、チケット、ソフトウェアなどです。 デジタルコンテンツの特徴は、物販を伴わないことです。また、1点が5000円程度までの小額商品が対象となっています。 商品の輸送、在庫、保険など物販に比べて、コストははるかにかかりません。 一般に、デジタルコンテンツの大きなコストは、開発コストです。製造コストは、はるかに低くなります。 販売数量が増えるに応じて、単位あたりのコストは、ゼロに近づいていきます。ちょうど本や、CDレコードの出版事業とよく似た構造です(さらに、製造コストと流通コストが安くなった)。 DLマーケットの運営主体は、店舗を持たない販売業者です。物販の場合の、卸と小売を兼ねています。 また、商品の中には、無料のものもたくさんあります。無料で、提供する動機にはいろいろあると思われます。 続く 平成24年7月 北村 拓郎 無料サービスの意味 00000025 2012年07月18日 北村拓郎 編集 削除 デジタルコンテンツには、無料の商品がたくさんあります。この意味について、考えてみましょう。 ・昔の互酬習慣の名残で、役に立つものは、自由に利用して下さい。という考えから、 商品を提供する(製造コストは、ゼロだから)。 ・表現意欲を満足させるため。 ・なんらかの意味で、知名度が上がり、ビジネスの宣伝効果を狙う。 ・有料商品と組み合わせてビジネスとして、考える(機能を制限して無料商品とする)。 ・古くなったものは(コストを回収したものなど)、無料にする。 物販の世界では少なかった無料の商品が、デジタルコンテンツの世界では、当たり前になり、ビジネスの考え方が、変わっていくかもしれません(売価の設定方法が変わる、有料の商品が、無料の商品と競合する)。 続く 平成24年7月 北村 拓郎 商品の対象 00000025 2012年07月19日 北村拓郎 編集 削除 デジタルコンテンツは、ダウンロードできるものに限られますが、商品の仕様は、固定されているなどの制限があります。今後、対象となる商品が、拡大される可能性などを考えてみましょう。 世の中の商品は、大きく分けて、物販とサービスが、あります(物販とサービスがセットになっているものもあります)。ダウンロードできるものは、サービスに限られます。 サービスには、顧客が、サービス内容に、次のように、注文をつける場合があります。 (1)商品の選択肢を増やして、顧客が、内容を選べる。 (2)商品の仕様の一部の変更を顧客が要求する。 (3)製造とサービスを切り離して、サービスされ、顧客が、選択する。 (4)業者と顧客が、相対で注文をする。 (1)については、DLマーケットでも、対応は可能です。 (2)については、たとえば、車などのオプションや、カストマイズの機能で、DLマーケットでも、対応は可能です。しかし、いかに、わかりやすく顧客に提示し、顧客の注文を受け付ける機能を備えるかが、問題となります。一方的なダウンロード機能だけでは、済みません。 (3)についてのサービスの例では、建築士と建築施工や、医師と薬剤師などのサービスの例があります。医師のサービスは、DLの対象には、なりませんが、医師が薬剤のチケットを発行すれば、薬剤は、宅配などと組み合わせて、DLの対象となりえます(法律上の規制は別として)。 (4)についての例では、ITシステムの構築サービスがあります。SEが、顧客と相対で、システム構築仕様を作り、ソフトは、ソフト開発業者が、行います。これらの商品は、すべて、デジタルコンテンツの形にまとめられますが、いまのところ、DLマーケットには、なじみません。将来的には、クラウド機能などと組み合わせて、DLマーケットの対象になるかもしれません。 いずれにしても、DLの最大の課題は、それを必要とする顧客に簡単に、アクセスでき、顧客に、受け入れられという、ビジネスの原点に、帰着します。 続く 平成24年7月 北村 拓郎 DLマーケットへの商品登録 00000025 2012年07月19日 北村拓郎 編集 削除 DLマーケットへの商品登録は、http://www.dlmarket.jp/で、販売者として、登録することにより、行うことができます。 弊社では、次の商品を登録しています。「ナオミの日記」、「簡単キー50」、 「五十音ソフトVer3.0」これらの商品を検索するには、DLマーケットのトップページの詳細検索から、d-techをキーワードとして、アクセスすることができます。 検索は、カテゴリー検索でも可能です。「ナオミの日記」は、電子書籍のカテゴリーで、「簡単キー50」と「五十音ソフトVer3.0」は、ソフトウェアのカテゴリーです。 今後、このような、登録を充実していきたいと考えております。 以上 平成24年7月 北村 拓郎 3D プリンター 00000025 2012年10月12日 北村拓郎 編集 追記 削除 最近、3Dプリンターといわれるプリンターが、商品化されている。通常のプリンターは、紙などに、2次元の模様を印刷する。3Dプリンターは、3次元の立体を加工する。材質は、金属、プラスチック、木材などである。最近は、プリンターの価格が、数万円のものもある。デジタルデータで加工されるので、3Dプリンターとデジタルデータが商品となり得る。あらたな、商品の製造の流通の形態が出現する。 平成24年10月 北村 拓郎 |