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日中韓の「ことば」と相互交流 00000007 2012年02月16日 北村拓郎
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日本語、中国語(台湾を含む)、韓国語(北朝鮮を含む)の言語処理の共通性と固有性を検討して、相互交流のための有効なITツールの可能性を探ってみよう。
・日中韓は、漢字文化圏に属し、昔から、文字は漢字を主体としてきた。
・文法は韓国と日本は、共通であるが、中国は異なる。
・韓国には、表音文字のハングル、日本には、「ひらがな、カタカナ」がある。
・韓国は、日本のかな漢字交じり文章と同じように、長い間ハングル漢字交じり、文章を使っていて、固有名詞は、漢字が多く、漢字が、まったく廃れているわけではない。
・日本では、送り仮名と返り点を使って、漢文を棒読みして、文章を理解していた。
以上から、インターネット上の日本語、中国語、韓国語の文章を日本人、中国人、韓国人が容易に、理解できる(棒読みできる)方法とITツールを検討する。
つぎの6種類のツールが必要であり、日本語を中国人が読む場合を日本語(中国)と表記すると、ほかに、日本語(韓国)、中国語(日本)、中国語(韓国)、韓国語(日本)、韓国語(中国)がある。
手法の要点は、つぎのとおりである。
文字種は、漢字(簡体字、繁体字を含む)、ハングル、カタカナ、平かなのすべてを含む。送り仮名として、カタカナあるいは、ハングルを使う。カタカナやハングルを適当な漢字あるいは、ローマ字を当てる。補助記号は、返り点などを含む。
たとえば、日本人が中国語を日本語流に棒読みする場合を考える。
中国語の文章が表示されると、選択的に、簡体字を日本の漢字に表示する機能、返り点と送り仮名を表示する機能、単語の注釈あるいは、翻訳機能を使って棒読みする。
つぎに、中国人が日本語を中国流に棒読みする場合を考える。
日本語の文章が表示されると、選択的に、返り点を交えて、仮名を漢字または、ローマ字に表示する機能、単語の注釈あるいは、翻訳機能を使って、棒読みする。
これらの機能を、自動的に処理するプログラムも考えられるが、作成が難しいかもしれない。
その場合は、だれかが各国語別のIT処理が容易なコンテンツを用意するか、ボランティアによるコンテンツの書き込みなどが考えられる。コンテンツがあれば、プログラムの作成は容易である。
以上のツールを使いこなすためには、お互いの言葉の多少の基礎的な理解が、必要である。さらに、理解力が向上すれば、ツールを使う必要も薄れる。
日本、中国、韓国には、漢字文化圏での伝統の遺産があり、お互いの交流促進のために、ITによる、この遺産の十分な活用を検討すべきである。
北村 拓郎 平成24年2月
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